ロードライト・フェイス感想
ロードライト・フェイスというフリーゲームを遊んだのでメモ。
「ロードライト・フェイス」は2014年に公開されたフリーゲームだそうです。 ジャンルはRPG。 このゲームはRPGにはつきもののフィールドマップがないことが大きな特徴です。
『はじめから』を選んで難易度を選択したらキャラメイクです。
LPがよくあるRPGのHPにあたります。 筋力、魔力、敏捷はそれぞれの系統の武器の攻撃の威力に影響するステータスです。 上昇LPはレベルアップ時に上昇するLPですね。
ゲームが始まるとこのような画面が表示され、ひたすら前に進みます。後退はありません。
ダンジョンを前進していると敵とエンカウントします。
戦闘はプレイヤー→敵の順番に攻撃します。 LPがなくなるとゲームオーバーです。
武器などのアイテムには使用回数が存在して使い切ると壊れます。
この使い切るときの攻撃は『最後の一撃』となりダメージが2倍になり、 さらに『Faith』が手に入ります。
この『Faith』はステータス割り振りのためのポイントになります。 『教会』にたどり着くとステータス割り振りが行なえます。
ステータスを上げるために計画的に武器を壊していく必要があります。
アイテムはランダムドロップの他に特定の場所にある『商店』で購入できます。 ただし、購入はお金ではなく最大LPを利用します。
この「金はいらないわ。代金は命で結構よ」というセリフが印象に残ります。
アイテムは使い切って壊す他に、捧げることでLPを全回復できます。 武器を使い切って『Faith』を稼ぐか、捧げてLPを回復するかの選択が迫られます。
また、武器の所持数は6個までとなっています。 手に入ったアイテムを全部持っていくということはできません。 アイテムの所持枠にどれを入れていくか、使いさしのアイテムはどうするか、 常に選択を迫られるゲームとなっています。
以下、適当に感想。
アイテムの取捨選択が非常に悩ましく、とても面白いです。 次々と手に入るアイテムからどれを選び手元に残していくのか。 武器を残り回数1回で残してボスに強力な一撃を与えるのは気持ちがいいですが、 一方で武器は壊して『Faith』を稼いでおきたいものです。 弱く使用回数の多い武器は壊すことができれば『Faith』が多く手に入りますが 後半の敵には太刀打ちできません。 使い切るまで持ち続けるか、早々にLP回復にあててしまうか迷うところです。 このアイテムの取捨選択に悩むのが面白いですね。
アイテムを使って壊していくのが重要なこのゲームでは、 アイテムを使わずにためがちな重度のエリクサー症候群の自分でも アイテムをバンバン使っていけるので楽しいです。
1プレイが30分弱と短くて気軽に遊べるのもよい点です。
ハードをクリアすると解禁されるエクストラによってゲームのルールを変更することで また異なった遊びを楽しめます。
イージーからベリーハードまで難易度の差をあまり感じなかったのですが、 エクストラによって縛りを入れるとゲーム性自体が変化して急に難易度が上昇し面白いです。 特に持てるアイテムの数を減らすとアイテムの取捨選択の仕方も変わってきそう。
初回プレイは戦士でラスボスまでに良武器を購入できたので難なくクリア。 複数ステに依存した武器が強く感じられた。 2つのステータスがそれなりに上がっているとダメージが跳ね上がる様に思える。 アームズギアとレヴァンティンの組み合わせがなかなかのダメージソースになった。
拳闘士のハードもラクラククリア。 パンチの残り量を調整しながら進むのが楽しい。
ベリーハードも拳闘士でクリア。 パンチ3つをかわりばんこに使ってゲートキーパー戦とラスボス戦でパンチを使い切ったときは やりきった感があった。 パンチ3つで所持枠が埋まるので他の武器は早々に捧げてしまい、 『Faith』はまるで稼げなかった上に商店から武器も購入したのでLP的にスリルのある進行だった。 LPが低い上にアイテム欄が埋まっているため回復アイテムも欠かせず、 エリクサーの購入も相まって余計に低LP進行だった。 出てくる教会は素通りするだけ。
インポッシブルはだいぶ易度が上がりスリルある楽しいものになった。 戦士で挑戦。今回は順調に『Faith』を稼いでLPを上げていけた。 途中で拾ったディフェンダー×2が異様に仕事して敵からのダメージを 無効化しまくってくれたので余裕を持って先に進むことができた。 アイテム運がよいこともあって問題なくクリア。
手軽に遊べて何度でも楽しめる面白いRPGなのでお勧めです。 まだ全部のクラスでクリアしていないので今後もちまちまやっていくと思う。