「高架道路と人物」制作記録

はじめに

またお絵かきをしたので制作過程を残します。

高架道路と人物

  • 使用ソフト:Blender、Krita、Easy Poser

今回の目標

前回の絵は全体が暗く、 何が書かれているのかはっきりしない絵になってしまいました。 今回はメインの人物を際立たせるようにライティングを気にかけることを目標とします。

Blenderによる下絵の作成

大雑把な絵のあたりをBlenderで作ります。 細かいところまで作ろうとすると3DCGは面倒ですが、大雑把なあたりを作るだけなら そこまで手間がかかりません。 直方体を適当に並べてあたりを作っていきます。

直方体を並べる

ライティングで人物を目立たせるために、人物の立っているところだけにライトが落ちて、 他の場所は影になるようライトの向きを調節します。

ライトの向きを調整する

3Dビューでカメラを選択した状態でShift-Fキーを押すと wasdとマウスカーソルでカメラを操作できます。 この操作を使ってカメラの位置を決めます。

カメラの位置を調節する

Mキーでレイヤーを分けます。

レイヤーを分ける

RenderLayerを作成し、描画するレイヤーをそれぞれ指定します。

レイヤーの指定

レンダリングの背景を透明にします。

背景を透明にする

レンダリングをすると次の3つの画像が書き出されます。

レンダリング結果

レンダリング結果

レンダリング結果

Kritaでの作業

地面を描く

レンダリングした画像をKritaでレイヤーに追加して読み込みます。

レンダリング結果をレイヤーに追加する

空を紺色に塗ります。

空を塗る

横断歩道のおおよその形を取ります。

横断歩道を描く

地面を塗っていきます。

地面を描く

地面を描く

横断歩道のダメージを削ります。

横断歩道を削る

デフォルトのブラシプリセットの中にある 「g)DryBristles_Eroded」というブラシがこの横断歩道のダメージにぴったりでした。

エッジ部分のダメージにも白線の上の汚れにもこのブラシが使えました。 まるで横断歩道のダメージを描くために作られたブラシかのようです。

「g)DryBristles」でタイヤ跡っぽい汚れも作りました。

影を作ります。

影を作る

地面の汚れを追加します。

汚れを追加

ビルを描く

ビルのベースカラーを塗ります。

ベースカラーを塗る

ビル一階の店舗を描きます。

一階の店舗を描く

一階の店舗を描く

一階の店舗を描く

一階の店舗を描く

ビルの窓を作っていきます。 正面から見た窓を描きます。

窓を描く

パース変形でビルの壁面に合わせます。

窓を描く

色を塗ります。

窓を描く

窓を描く

太陽を描き加えます。

太陽を描く

他のビルの窓も同様に作っていきます。

窓を描く

窓を描く

窓を描く

窓を描く

窓を描く

色味を整えます。

色味を整える

高架道路を描く

高架道路の側面を塗っていきます。

高架道路の側面を塗っていく

高架道路の側面を塗っていく

高架道路の側面を塗っていく

高架道路の支柱を描きます。

底面を描く

高架道路の底面を描きます。

底面を描く

色味を調節します。

色味を調節する

電灯を描きます。

電灯を描く

左側の支柱を描きます。

支柱を描く

側面のパネルを描いていきます。

側面のパネルを描く

側面のパネルを描く

側面のパネルを描く

側面のパネルを描く

側面のパネルを描く

影を落とします。

影を描く

日向を明るくします。

日向を明るくする

人物を描く

Easy Poserというアプリで人形のポーズを撮ってきます。

Easy Poserのスクリーンショット

Easy Poserで作成した画像を新しいレイヤーとして追加します。

Easy Poserの絵を追加する

この語の作業がしやすいように透明度を下げます。

透明度を下げる

右足のシルエットを取ります。

右足のシルエットを取る

左足のシルエットを取ります。

左足のシルエットを取る

ショートパンツのシルエットを取り上着を描き始めます。

ショートパンツのシルエットを取る

シャツの模様を書きます。

シャツの模様を描く

そのまま何枚も重ね着をさせていきます。 ファッションセンスがないので、とりあえず重ね着をさせて よい感じになってくれることを祈ります。

上着を描いていく

上着を描いていく

上着を描いていく

上着を描いていく

上着を描いていく

上着を描いていく

上着を描いていく

リムライトを描きます。

リムライトを描く

服の皺を描きます。

服の皺を描く

シワの透明度を落としてジーンズを描いていきます。

ジーンズを描いていく

服に影を落とし、ジーンズにリムライトを当てます。

ジーンズのリムライト

カバンを描きます。

カバンを描く

靴を描いていきます。 左足を描きました。

左足

右足も描いてライトを当てます。

右足

影を描きます。 複製して適当に引き伸ばしたものを影にしました。

影を描く

脚の色を塗っていきます。

脚の色

リムライトを追加します。 リムライトを入れると突然見た目が良くなるのでリムライト最強です。

リムライトを入れる

スマホを手にもたせます。

スマホをもたせる

手を描きます。

手を描く

整えます。 スマホはレンズを描くととたんにそれらしくなります。

整える

右手を描きます。

右手を描く

頭部を描いていきます。

頭部を描く

頭部を描く

頭部を描く

頭部を描く

頭部を描く

頭部を描く

頭部を描く

ヘッドフォンを描いていきます。

ヘッドフォンを描く

ヘッドフォンを描く

コードを描きます。 いまどきbluetoothの無線接続のほうが主流なのかもしれませんが、 コードがあると絵に情報量を追加できるのでコードを描きます。

コードを描く

コードを描く

全体の調整

人物を少し青寄りにします。

人物を青寄りにする

全体にテクスチャを重ねます。

テクスチャを重ねる

使ったテクスチャはデザインカッツで買ったもののひとつです。 グリッチ系のテクスチャを重ねています。

グリッチ系のテクスチャ

全体の色をオレンジ寄りにします。

オレンジ寄りに色調補正

さらにテクスチャを薄く重ねます。

さらにテクスチャを重ねる

店舗のマドを暗くします。

店舗を暗くする

若干コントラストを上げます。

若干コントラストを上げる

ぼかしたレイヤーをスクリーンで薄く重ねて少しぼんやりさせます。

ぼかしたレイヤーを重ねる

さらに色味を調節します。

色味を調整

周辺減光を与えて完成です。

完成


gif画像

おわりに

お絵かきの制作記録でした。 今回はリムライトの強さが分かる制作でした。

目指せ神絵師ということで今後も適当に頑張っていきます。